しん‐しょう【神漿】
1 天から与えられる不老不死の飲み物。甘露。 2 神に供える飲み物。
しん‐せん【神饌】
神祇(じんぎ)に供える飲食物。水・酒・穀類・魚・野菜・果実など。御食(みけ)。供物。
しん‐とう【神灯】
神前に供える灯火。みあかし。
しん‐まい【神米】
神に供えるため、水で洗い清めた白米。洗い米(よね)。洗米(せんまい)。饌米(せんまい)。
しん‐もつ【神物】
《「じんもつ」とも》 1 神事に使う道具類。また、神に供える物。 2 霊妙なもの。しんぶつ。
じょう‐き【定器/常器】
《「じょうぎ」とも》 1 日常用いる器。特に飯などを食べるのにいつも用いる椀(わん)など。御器(ごき)。「家内上下の—どもを、侍従誂へんといふを聞いて」〈咄・醒睡笑・六〉 2 飯などを盛って仏前...
じょう‐こうろ【常香炉】
寺院で、境内に置く大きな香炉。参拝者が線香を供える。
じろう‐しゅ【治聾酒】
春分に最も近い戊(つちのえ)の日に、土地の神に供える酒。また、この日に飲む酒。この日に酒を飲むと耳の障害が治るという。《季 春》「—の酔ふほどもなくさめにけり/鬼城」
じん‐すい【神水】
《「しんずい」「しんすい」とも》 1 神前に供える水。また、誓いのしるしとして神前で飲む水。 2 霊験ある水。神聖な水。 3 陰暦5月5日の午(うま)の時に降った雨が竹の節にたまったもの。この水...
す‐むずかり【酢憤り】
粗くおろした大根とニンジンに、いり大豆・塩鮭の頭・酒かすなどをまぜて煮たもの。初午(はつうま)に道祖神や稲荷(いなり)社に供える。北関東の郷土料理。古くは、いった大豆に酢をかけたものをいった。す...