グレーゾーン‐じたい【グレーゾーン事態】
平時と有事の中間にある状態。武力攻撃を受けるまでには至っていないが、国家の主権が侵害されている状態。領海に侵入した外国の潜水艦が退去要請に応じず航行を続ける場合や、漁民を装った武装集団が離島へ上...
けいぞく‐はん【継続犯】
法益侵害が続いているために継続する犯行が一罪と評価される犯罪。監禁罪など。→状態犯 →即時犯
けっ‐とう【決闘】
[名](スル) 1 個人間での名誉の侵害や遺恨などから起こった争いを解決するため、取り決めた方法で闘い、勝負をつけること。果たし合い。 2 勝敗を決める戦い。「今ぞ正邪両党の巨魁が死生の—なり」...
こうそ‐もうそう【好訴妄想】
常に自分の権利が侵害されていると信じ、その回復のために裁判に訴えて争おうとする妄想。
こくさい‐けいさつぐん【国際警察軍】
1 海賊行為・奴隷売買・ハイジャックなどの国際法上の犯罪を防止するために諸国家が協力して組織する警察軍。 2 国連憲章に基づき、国際社会の利益を侵害する行為を防止し、国際間の治安を維持するために...
こくさい‐じんけんきやく【国際人権規約】
基本的人権を国際的に保護するための条約。1966年の国連総会で採択。世界人権宣言を補強するもので、締結国に対して法的拘束力をもつ。社会権規約(経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約)、自由...
こくさいじんけんじゆうけんきやく‐いいんかい【国際人権(自由権)規約委員会】
国際人権規約に基づいて、加盟国の規約遵守状況を監視するために設置された国連の機関。18人の委員で構成され、年3回、ニューヨークまたはジュネーブで会合を開く。規約人権委員会。国際自由権規約委員会。...
こくじ‐はん【国事犯】
国の政治上の秩序を侵害する犯罪。内乱罪や政治的騒乱罪(そうらんざい)などがこれにあたる。政治犯。
こくない‐ひなんみん【国内避難民】
武力紛争・内乱・政治的迫害・人権侵害・自然災害などのため、自宅を放棄し、国内の別の地域に避難することを余儀なくされた人々。IDP(internally displaced persons、int...
こくり【高句麗】
「こうくり(高句麗)」の音変化。
恐ろしいもののたとえ。元寇(げんこう)のとき、高句麗の兵士が侵害をしたことから出た語で、多くは「むくり」「もくり」などとともに用いる。→蒙古高句麗(むくりこくり)