けい‐せん【係船/繋船】
[名](スル) 1 船をつなぎとめること。また、その船。「湾内に—する」 2 海運業が不況のとき、運航による損失を免れるため、船会社が所有船の使用を中止し、港につなぎとめておくこと。また、その船。
けいせん‐かん【係船環/繋船環】
船舶を係留するため、桟橋や埠頭(ふとう)などに設けた、ワイヤーやロープを結びつけるための環。
けいせん‐きょ【係船渠】
船をつなぎとめて旅客の昇降や貨物の上げ下ろしを便利にするドック。干満の差の激しい港湾などに設ける。係船ドック。
けいせん‐ちゅう【係船柱/繋船柱】
船舶をワイヤーやロープで係留するために、桟橋や埠頭(ふとう)などに設けた杭・柱。双係柱。ビット。ボラード。
けいせん‐ふひょう【係船浮標】
船舶を係留するために港湾内に設けられた浮標。
けいせん‐ほけん【係船保険】
係留中の船舶の事故による損害を塡補する保険。所轄の官庁に正式な係船手続きをした船舶が対象。