がん‐てん【眼点】
原生動物やクラゲなどの視覚器官、またはそれに関係する器官。ふつう、単眼よりも構造の簡単なものをいい、光の強弱を感じ取る。ミドリムシでは、感光点に到達する光を妨げる役をするものをいう。
がんばん‐きせい【岩盤規制】
役所や業界団体などが改革に強く反対し、緩和や撤廃が容易にできない規制。 [補説]1980年代以降、経済成長の観点から多様な分野で規制緩和が行われた中で、既得権益を持つ関係者の強い反対にあって問題...
き【記】
[音]キ(呉)(漢) [訓]しるす [学習漢字]2年 1 事柄を書き留める。「記載・記事・記者・記述・記入・記録/誤記・左記・速記・注記・登記・筆記・表記・併記・明記」 2 頭にとどめて忘れない...
きえ‐は・てる【消え果てる】
[動タ下一][文]きえは・つ[タ下二] 1 すっかり消えて、なくなる。「最後の望みも—・てた」 2 死ぬ。「物の枯れゆくやうにて—・て給ひぬるはいみじきわざかな」〈源・総角〉 3 関係がまったく...
き‐えん【棄捐】
[名](スル) 1 捨てて用いないこと。 2 法令により、貸借関係を破棄すること。特に江戸時代、幕府や諸藩が大名・旗本・家臣などの困窮を救うため、債務の棒引きなどを命じたこと。
き‐かい【毀壊】
[名](スル)こわしやぶること。また、こわれやぶれること。「況や又戦闘の利害に係わる時は是を—するを得るをや」〈西周訳・万国公法〉
きかい‐ろん【機械論】
1 哲学で、すべての事象の生成変化を自然的、必然的な因果関係によって説明し、目的や意志の介入を認めない立場。 2 生物を精緻な機械と考え、生命現象を物理化学的法則で解明しようとする立場。
ききとり‐がき【聴(き)取り書(き)】
検察官や司法警察職員などが、犯罪捜査に必要な事柄を被疑者や関係者から聴取した記録。調書。
きき‐と・る【聞(き)取る/聴(き)取る】
[動ラ五(四)] 1 音声・言葉をはっきりととらえ、その内容を理解する。「早口の英語でよく—・ることができない」 2 詳しく話を聞く。「関係者から当時の状況を—・る」 3 聞いて心にとめる。聞い...
きき‐はな・つ【聞き放つ】
[動タ四]関係ないと思って聞く。聞き流す。「むげに—・ち侍らんことの、情なきやうなれば」〈とりかへばや・三〉