しん‐じ【信士】
仏語。 1 仏法に帰依して受戒した在家の男子。優婆塞(うばそく)。清信士。 2 男子の戒名の下に付ける称号の一。→信女(しんにょ)
しんじ‐こ・む【信じ込む】
[動マ五(四)]完全に信じる。信じて疑わない。「助けてもらえると—・む」
しん‐じつ【信実】
[名・形動]まじめで偽りがないこと。打算がなく誠実であること。また、そのような心や、そのさま。「—を尽くす」「—な人柄」
しん‐じゃ【信者】
1 ある宗教に対し信仰をもつ者。また、その宗教集団の成員。信徒。 2 ある人物に傾倒して、その言説・思想などを熱心に信奉する人。
しんじゃのあいだで【信者の間で】
⇒イスラム紀行
しん‐じょう【信条】
1 堅く信じて守っている事柄。「独立自尊が私の—だ」 2 信仰の箇条。教義。「—を守る」 3 キリスト教会において、その信仰告白を基準化したもの。使徒信条・ニカヤ信条・アタナシウス信条などがある。
しん・じる【信じる】
[動ザ上一]「しん(信)ずる」(サ変)の上一段化。「無罪を—・じる」
しん‐じん【信心】
[名](スル)神仏を信仰する心。また、加護や救済を信じて、神仏に祈ること。「—が足りない」「—を起こす」「—深い」
しんじん‐か【信心家】
神仏を深く信じる人。信心のあつい人。
信心(しんじん)過(す)ぎて極楽(ごくらく)を通(とお)り越(こ)す
信心も度が過ぎると、かえって邪道に陥って害を及ぼす。信心はほどほどにせよというたとえ。