あか‐かんじょう【閼伽灌頂】
密教で、仏教修行者の頭上に香水(こうずい)を注いでその修行の功を証明する儀式。
あら‐すいぎょう【荒水行】
修行者が寒中に水を浴びてする、激しい修行。
うん‐じょう【醞醸】
[名](スル)《酒を醸造する意から》心の中に、ある感情がしだいに固まっていくこと。「大概日本人の妄信はこの時代に—し出されて」〈露伴・魔法修行者〉
おうりょう‐き【応量器】
《(梵)pātraの訳》仏道修行者の食器。材料・色や量が規定にかなうところからの名。現在は、僧が托鉢(たくはつ)のときに持つ鉄製の鉢。応器。
かい‐りつ【戒律】
1 仏語。修行者の生活規律。仏のいましめを自発的に守ろうとする心の働きをいう戒と、僧に対する他律的な規範をいう律を合わせた語。 2 一般に、信者が信仰生活において守るべき規律・規則。
か‐じょう【火定】
1 仏道修行者が、火中に身を投じて死ぬこと。→水定 →土定 2 密教で、火生(かしょう)のこと。
かつ【喝】
[感]禅宗で、修行者をしかるときなどに大きな声で発する語。
かん‐じょう【灌頂】
《(梵)abhiṣecana, abhiṣekaの訳。昔インドで、国王の即位や立太子の儀に、四大海の水をその頭頂に注いだ儀式から》 1 仏語。 ㋐菩薩が仏位に登るとき、法王の職を受ける証として諸...
き‐たん【起単】
《「単」は僧堂内で修行者の座位を示す名札のこと》禅宗で、僧が暇を請い、寺を離れること。特に、15日以上の場合をいう。
ぎょう‐じゃ【行者】
1 仏道を修行する人。修行者。ぎょうざ。 2 修験道(しゅげんどう)を修行する人。修験者。山伏。 3 「あんじゃ(行者)」に同じ。 4 「役(えん)の行者」の略。