ちつ‐ろく【秩禄】
官等により支給する俸禄。特に、明治新政府が華族・士族に与えた家禄と賞典禄。
ちょう‐り【長吏】
1 中国、漢の官制で、600石以上の俸禄の者。地方では200石から400石くらいの役人。 2 寺の長として、寺務を統轄した役僧。特に、勧修寺・園城寺・延暦寺楞厳(りょうごん)院などで用いられ、他...
天(てん)の美禄(びろく)
《「漢書」食貨志から。天から賜る厚い俸禄(ほうろく)の意》酒の異称。
はん‐ち【半知】
1 知識が中途半端なこと。 2 江戸時代、藩の財政救済のため、領主が借り上げの形式で家臣の知行・俸禄を半分に減じたこと。
ふく‐ろく【福禄】
1 幸福と俸禄(ほうろく)。しあわせ。 2 「福禄寿」の略。
ふくろく‐じゅ【福禄寿】
中国の道教で理想とされる幸福・俸禄(ほうろく)・長寿命。
七福神の一。背が低く長頭で長いひげをもち、杖(つえ)に経巻を結び、鶴を従えている。幸福・俸禄・長寿の三徳をそなえるという。寿老人と混...
ふ‐ち【扶持】
[名](スル) 1 助けること。扶助すること。「ねんごろに—して置かれたが」〈芥川・奉教人の死〉 2 主君から家臣に給与した俸禄。江戸時代には、一人1日玄米5合を標準とし、この1年分を米または金...
ほう【俸】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) 官庁からいただく手当。給料。「俸給・俸禄(ほうろく)/月俸・減俸・号俸・増俸・年俸・本俸」
ほう‐ちつ【俸秩】
職務に対して給与される米や金銭。ふち。俸禄。
ほう‐まい【俸米】
俸禄として主君から与えられる米。扶持米(ふちまい)。