お・す【推す】
[動サ五(四)]《「押す」と同語源》 1 人や事物を、ある地位・身分にふさわしいものとして、他に薦める。推薦する。「候補者に—・す」「優良図書に—・す」 2 あることを根拠として、他のことを判断...
オストリッチ‐コンプレックス【ostrich complex】
⇒駝鳥症候群
お‐すもじ【御す文字】
《女房詞から》 1 《御酢文字の意》「鮨(すし)」の美化語。「近ごろは、—でもお結びでも一口にいけますし」〈康成・十六歳の日記〉 2 《御推文字の意》推察の意の尊敬語。ご推察。おすいもじ。「その...
おそい【襲】
1 上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御—はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉 2 上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、—、棟などに」〈枕・九...
おっ‐ぽりだ・す【押っ放り出す】
[動サ五]「ほうりだす」を強めた俗な言い方。「居候を家から—・す」「宿題を—・して遊びまわる」
おつ‐ど【越度】
1 律令制で、関所を破ること。通行許可証を持たず、関門を経ずに通過すること。罪科に処せられた。 2 法に反すること。〈日葡〉 3 「おちど」に同じ。「隠れたる瑕(きず)の少し候を、かくとも知らせ...
お‐とおり【御通り】
1 通行することを、その動作をする人を敬っていう語。 2 貴人の前に召し出されること。お目通り。「御次に祗候(しこう)して…さて—へ罷(まか)り出づべし」〈早雲寺殿廿一箇条〉 3 《「御通りの杯...
おのれ‐ら【己等】
[代] 1 二人称の人代名詞。おまえら。きさまら。「—は役立たずばかりだ」 2 一人称の人代名詞。私ども。「—よりは、なかなか御存知などもこそ候はめ」〈徒然・六七〉
お‐ひらき【御開き】
1 祝宴や会合などが終わること。「終わる」「閉じる」などというのを忌んでいう。「—にする」 2 落ち延びることをいう忌み詞。「まづ筑紫へ—候へかし」〈太平記・一五〉
おり‐から【折柄】
1 ちょうどその時。折しも。副詞的にも用いる。「—の豪雨をついて出発」「—聞こえる祭り囃子(ばやし)」 2 (接続助詞的に用いる)…の時なので。…の時節だから。「天候不順の—」 3 その物事にふ...