スムート‐ホーリー‐ほう【スムート・ホーリー法】
《Smoot-Hawley Tariff Act》1930年に米国のフーバー政権下で成立した関税法。1929年に始まった大恐慌の際、国内産業保護のため農作物など2万品目の輸入関税を平均50パーセ...
せいちょう‐せんりゃく【成長戦略】
組織が一定の成長を達成するために立案・実施する方針・方策。特に、持続可能な経済成長を実現するために政府が掲げる一連の施策をいう。革新的技術開発の推進、新産業の育成、需要・雇用の創出、国際競争力の...
せつり‐こうきあつ【切離高気圧】
上空で偏西風帯が南北に大きく蛇行し、高緯度側に延びた部分が本流から切り離されてできる背の高い高気圧。典型的なものに、寒冷な高気圧の上にできる温暖な高気圧がある。それがさらに発達して停滞すると、ブ...
ぜん‐せん【前線】
1 戦場で敵に直接向かい合っている所。戦闘の第一線。「—で戦う」「—に送られる」「最—」 2 仕事や運動などの第一線。「セールスの—に立つ」 3 異なった気団の境界面と地表との交線。これを境にし...
そうたいてき‐かじょうじんこう【相対的過剰人口】
人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の三つの形態で存在する。産業予備軍。
そこ‐ばなれ【底離れ】
景気が最悪の停滞期を脱し、上昇傾向に転じつつある状態。→底入れ →底割れ
たい【滞〔滯〕】
[常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]とどこおる 1 物事が一所にとどまって進まない。とどこおる。「滞貨・滞納/延滞・凝滞・渋滞・遅滞・沈滞・停滞」 2 ある場所に足をとめる。「滞欧・滞空・滞在...
たい‐りゅう【滞留】
[名](スル) 1 物事が順調に進まずとどこおること。停滞。「雪のため貨物輸送が—する」 2 旅先でしばらくとどまっていること。滞在。逗留(とうりゅう)。「ロンドンに半年ほど—する」
ちょうせい‐きょくめん【調整局面】
相場・景気や投資・生産などの動向・活動が上昇を続けた後、その勢いが停滞したり、下降に転じること。また、慢性的に低迷した状態にあることをいう。
ちん‐たい【沈滞】
[名](スル) 1 いつまでも一つ所にとどこおっていること。 2 活気がなく、進歩・発展の動きがみられないこと。意気が上がらずに停滞していること。「景気が—している」「—ムードが漂う」