いっこう‐さんぞん【一光三尊】
中尊と両脇侍(きょうじ)の三尊仏が一つの舟形光背を負う仏像の形式。法隆寺金堂釈迦三尊像などにみられる。
いっ‐たい【一体】
[名] 1 一つのからだ。また、同一のからだのようになっていること。同体。「—を成す」「夫婦は—」「三位(さんみ)—」 2 一つにまとまっていること。「クラスが—となる」 3 一つの体裁(てい...
いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】
仏像などに用いる尺度の単位。親指と中指とを伸ばした長さ。いったくしゅ。
いっちゃくしゅ‐はん【一搩手半】
一搩手にその半分を加えた長さ。約1尺2寸(約36センチ)。特に仏像などをつくるときの定則とする。いったくしゅはん。「—の薬師百体」〈平家・一〉
いっとう‐さんらい【一刀三礼】
仏像を彫刻するときに、一刻みするごとに三度礼拝すること。一刀三拝。一刻三礼。→一字三礼
イドラ【(ラテン)idola】
《幻像の意》フランシス=ベーコンの用語。正しい認識を妨げる偏見や先入観。
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】
鎌倉後期の絵巻。作者未詳。因幡の国司橘行平が夢のお告げで海中から引き上げた薬師如来像を本尊として因幡堂を創立した由来を描いたもの。
いなば‐やくし【因幡薬師】
京都市下京区にある真言宗智山派の寺、平等寺の通称。山号は福聚山。11世紀初頭、因幡の国司橘行平が海中から得た薬師如来像を本尊として、その子光朝の開基と伝える。因幡堂。
イベントデータ‐レコーダー【event data recorder】
自動車に搭載し、交通事故に関する情報を記録する装置。衝突前後の映像、位置情報、速度、ブレーキの状態などが記録される。EDR。ドライブレコーダー。事故記録装置。
イベントホライズン‐テレスコープ【Event Horizon Telescope】
世界各地にあるミリ波・サブミリ波の複数の電波望遠鏡を連携させて、地球規模の基線をもつ電波干渉計(VLBI)として運用することで、高解像度の観測を行う計画。日本・米国・ドイツ・台湾・チリなどの研究...