そん‐なら
[接]「それなら」の音変化。「君は行かないのか。—僕も行かないよ」
ぞうり‐とり【草履取り】
武家などに仕えて、主人の草履を持って供をした下僕。草履持ち。
ぞく‐ちょう【続貂】
《趙王倫(ちょうおうりん)の一党が下僕に至るまで高官に就いたので、貂(てん)の尾で飾った高官用の冠が足りなくなり、犬の尾で飾った間に合わせの冠が続くだろう、とそしられたという「晋書」趙王倫伝の故...
たち【達】
[接尾]人を表す名詞や代名詞に付く。 1 複数であることを表す。「子供—」「僕—」 2 複数の意とともに尊敬の意をも表す。「大舟にま梶しじ貫(ぬ)き此の我子を唐国へ遣るいはへ神—」〈万・四二四〇...
ちくさい【竹斎】
仮名草子。2巻。富山道冶(とみやまどうや)作。元和(1615〜1624)末年ごろ成立。やぶ医者竹斎が、にらみの介という下僕を供に、こっけいを演じながら京から江戸に下る物語。
ち‐どん【痴鈍】
[名・形動]知恵のまわりが遅くて鈍いこと。また、そのさま。愚鈍。「いかに—な僕と雖も」〈漱石・明暗〉
ちゅう‐う【中有】
1 仏語。四有(しう)の一。死有から次の生有までの間。人が死んでから次の生を受けるまでの期間。7日間を1期とし、第7の49日までとする。中陰。 2 空中。空間。「僕は段々と—から降り立った」〈有...
ちゅう‐じょ【忠恕】
自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと。「君の—僕に其姓名を告げざるも」〈織田訳・花柳春話〉
ちょう‐きょ【聴許】
[名](スル)訴えや願いをききいれて許すこと。「クレマンソオはどうしても、僕の辞職を—してくれませんからね」〈芥川・路上〉
つかい‐やっこ【使い奴】
使い走りをする者。召し使い。下僕。