テルル【(ドイツ)Tellur】
酸素族元素の一。単体は、銀灰色の金属テルルと灰色粉末の無定形テルルとがある。化学的性質は硫黄やセレンに似る。顔料・合金添加元素などに利用。有毒。元素記号Te 原子番号52。原子量127.6。
でんし‐しき【電子式】
原子の結合様式を表すため、元素記号のまわりに最外殻電子を示す点を配置した式。結合に寄与する電子対や孤立した不対電子などを、視覚的かつ直感的に把握することができる。1916年、米国のG=ルイスが考...
どう【銅】
銅族元素の一。単体は光沢のある赤色の金属。展延性に富み、熱・電気の良導体。湿った空気中では緑青(ろくしょう)を生じる。自然銅や黄銅鉱・輝銅鉱などとして産出。黄銅・青銅などの合金や電線・貨幣など、...
ドブニウム【dubnium】
人工放射性元素の一。1970年、米国カリフォルニア大学バークレー研究所のA=ギオルソらが、カリホルニウム249に窒素15を衝突させてその生成を報告した。同年旧ソ連ドゥブナ研究所のグループもアメリ...
ナス‐でんち【NAS電池】
《NAはナトリウムの元素記号Naから。Sは硫黄の元素記号》「ナトリウム硫黄電池」に同じ。商標名。
ナトリウム【(ドイツ)Natrium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、水よりも軽い。水と激しく反応して水素を発生する。空気中では酸化しやすいので、石油中に保存する。還元剤などに用い、原子炉の冷却剤にも利用。海水中...
ナトリウムいおう‐でんち【ナトリウム硫黄電池】
負極に液化ナトリウム(元素記号Na)、正極に液化硫黄(元素記号S)、電解質に特殊なセラミックスを使った蓄電池。セ氏300度前後の高温で作動し、大容量の電力の貯蔵に向く。寿命が長く、多数回の充放電...
なまり【鉛】
炭素族元素の一。単体は青白色の軟らかくて重い金属。融点がセ氏327.5度と低く、加工が容易。耐食性にすぐれ、空気中では表面が酸化されて被膜となり、内部に及ばない。主要鉱石は方鉛鉱。鉛管・電線被覆...
ニオブ【(ドイツ)Niob】
バナジウム族元素の一。単体は灰白色で、展延性に富む金属。融点が高く、塩酸・熱硫酸に溶けるが、硝酸・アルカリには溶けない。耐熱合金の添加材、超伝導材料などに利用。かつてはコロンビウムといった。元素...
ニッケル【nickel】
1 鉄族元素の一。主要鉱石は珪(けい)ニッケル鉱・紅砒(こうひ)ニッケル鉱などで、隕石中に含まれることもある。単体は銀白色で光沢があり、展延性に富み、強磁性を示す。空気・水・アルコールなどに侵さ...