ざんりゅう‐おうりょく【残留応力】
引っ張り・圧縮・曲げ・熱処理などの外力に対して物体内部に生じ、外力を除いたあとにも保留される応力。材料の強化などに利用される。
シエナ‐だいせいどう【シエナ大聖堂】
《Duomo di Siena》イタリア中部、トスカーナ州の都市シエナにあるゴシック様式の大聖堂。12世紀半ばに着工され、14世紀に完成。外壁は白と暗緑色の大理石による縞模様で覆われ、内部床面も...
シオニ‐きょうかい【シオニ教会】
《Sionis sakatedro tadzari》ジョージアの首都トビリシの旧市街にある教会。グルジア正教会(ジョージア正教会)の総本山。6世紀頃の創建とされ、現在の建物は13世紀に建造。内...
しき‐ない【鋪内】
鉱山の坑道の内部。坑内。
シクロデキストリン【cyclodextrin】
6〜8個のグルコースが環状に結合した重合体。グルコースが6個のものはα-シクログルコース、7個のものはβ-シクログルコース、8個のものはγ-シクログルコースとよばれる。底が深い皿のような形状をし...
しこつ‐どう【篩骨洞】
鼻の上部、左右の目の間に位置する篩骨の内部にある空洞。副鼻腔(ふくびくう)の一つ。目と鼻梁(びりょう)の間に位置する。篩骨蜂巣。
し‐こみ【仕込み】
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の—がいい」 2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に—に行く」「早朝から—にかかる」 3 醸造業で、原...
獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫(むし)
《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。 [補説]「獅子心中の虫」と書く...
ししつ‐にじゅうそう【脂質二重層】
細胞膜の基本構造を成す、リン脂質を主とする膜。隙間なく並んだリン脂質が疎水性部分を内側に、親水性部分を外側に向けて二重の層となる。細胞膜の表面は親水性をもち、内部は脂肪酸に満ちて細胞の内外を遮断...
しずかなる‐じげんばくだん【静かなる時限爆弾】
石綿(いしわた)(アスベスト)のこと。石綿は繊維状の鉱物で、粉塵を吸入すると肺の内部に刺さったまま残り、後々に中皮腫(ちゅうひしゅ)や肺癌(はいがん)を発症させる可能性があることから。静かな時限爆弾。