あゆ【鮎/年魚/香魚】
サケ目アユ科の淡水魚。全長20〜30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上...
あら【𩺊】
1 スズキ科の海水魚。全長約1メートル。体色は紫がかった灰色。北海道以南の日本各地、および中国・フィリピンのやや深海にすむ。冬に美味。おきすずき。 2 海水魚ハタの別名。
あらお‐ひがた【荒尾干潟】
熊本県荒尾市にある干潟。有明海の中央部東側に位置する。シギ・チドリなどの渡り鳥が多く飛来する中継地および越冬地。ノリの養殖やアサリ漁なども行われている。面積7.54平方キロメートル。平成24年(...
あらた【新た】
[形動][文][ナリ] 1 新しいさま。今までなかったさま。「—な局面を迎える」「—な感動を呼ぶ」「—な力がわく」「冬過ぎて春の来(きた)れば年月(としつき)は—なれども人は古(ふ)り行く」〈万...
あら‐ぼし【荒星】
木枯しの吹きすさぶ、荒れた夜の星。《季 冬》
あら‐まき【荒巻/新巻/苞苴】
1 《もと、荒縄で巻いたところから》内臓を取って甘塩にするか薄い塩水に浸した鮭(さけ)。暮れの贈答品として用いる。あらまきざけ。《季 冬》 2 わら・葦(あし)や竹の皮などで魚を巻いたもの。つと...
あられ【霰】
1 雲の中で雪に微小な水滴が凍りつき、白色の小さい粒となって降ってくるもの。雪霰(ゆきあられ)と氷霰(こおりあられ)とがある。気象用語では直径5ミリ未満が霰、5ミリ以上が雹(ひょう)。《季 冬》...
あられ‐ざけ【霰酒】
あられ餅を、焼酎(しょうちゅう)につけて干すことを数回繰り返してから、みりんの中に入れて密封・熟成させた酒。奈良の特産。みぞれ酒。《季 冬》「炉びらきや雪中庵の—/蕪村」
あられ‐もち【霰餅】
のし餅を賽(さい)の目に切って干したもの。煎(い)って醤油・塩・砂糖などで味をつけて食べる。《季 冬》
あら‐わし【荒鷲】
1 荒々しい鷲。《季 冬》 2 勇猛な戦闘機、その搭乗員のたとえ。