こうぼく‐しかい【槁木死灰】
《「荘子」斉物論から》肉体は枯れた木のようであり、心は冷たい灰のようであること。心身に生気・活力・意欲などのないことのたとえ。
こおり【氷/凍り】
1 水が固体状態になったもの。1気圧のもとではセ氏0度以下で固体化する。比重0.917。《季 冬》「歯豁(あらは)に筆の—を噛む夜哉/蕪村」 2 冷たいものや鋭いもののたとえ。「—の刃(やいば)...
こ‐がらし【木枯らし/凩】
1 《木を吹き枯らすものの意》秋の末から冬の初めにかけて吹く強く冷たい風。《季 冬》「海に出て—帰るところなし/誓子」 2 すりこぎをいう近世女性語。 [補説]「凩」は国字。 [補説]作品名別項...
こぼく‐かんがん【枯木寒巌】
枯れた木と冷たい岩。情味がないことの形容に用いられる。「元来主人は平常—の様な顔付はして居るものの」〈漱石・吾輩は猫である〉
コールド【cold】
1 「コールドクリーム」の略。 2 「コールドパーマ」「コールドウエーブ」の略。 3 多く複合語の形で用い、寒い、冷たい、冷えた、などの意を表す。「—パック」⇔ホット。
コールド‐ウオー【cold war】
冷たい戦争。冷戦。⇔ホットウオー。
コールド‐カラー【cold color】
寒色。青系統の、冷たい感じを与える色。
コールド‐ダークマター【cold dark matter】
⇒冷たい暗黒物質
コールドドラフト‐げんしょう【コールドドラフト現象】
《cold draftは、すきま風の意》主に冬季、暖かい室内の空気が冷たい窓ガラスに触れて冷やされ、床面に下降する現象。暖房器具を窓のそばに置く、扇風機などで室内の空気をかき回すなどの対策で防げる。
コールド‐ネプチューン【cold neptune】
系外惑星で、中心の恒星から遠い軌道をとる海王星または天王星程度の質量の惑星。具体的には水、メタン、アンモニアなどの水素化物が固体となるスノーライン以遠に位置するものをさす。冷たい海王星。