おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。
かい‐てつ【塊鉄】
鉄鉱を溶解して得た銑鉄(せんてつ)を型に入れて凝固させたもの。
かたま・る【固まる】
[動ラ五(四)] 1 やわらかい物や液状の物、または粒状の物が、しだいに固くなる。固形状になる。凝固する。「粘土が—・る」「血が—・る」 2 1か所に集まる。寄り合う。一団となる。「五人が—・っ...
カテージ‐チーズ【cottage cheese】
軟質チーズの一種。脱脂乳を凝固させたままの非熟成チーズ。カッテージチーズ。コテージチーズ。
カード【curd】
乳汁が酵素や酸の作用で凝固したもの。牛乳を飲んだあと胃内で、カゼインなどが胃酸によって凝固してできる。また、チーズやヨーグルト製造時にも生じる。
きぬごし‐どうふ【絹漉し豆腐】
豆乳に凝固剤を加え、型に入れて加熱し、そのまま固めた豆腐。布でこさないので、きめが細かく柔らかい。ささのゆき。あわゆき豆腐。→木綿豆腐(もめんどうふ)
きはく‐ようえき【希薄溶液】
溶質の濃度が十分に薄い溶液。理想溶液の性質を示すほど希薄な溶液は理想希薄溶液とよばれ、溶質の種類によらず、蒸気圧降下、沸点上昇、凝固点降下などの現象が溶質のモル分率に比例し、ラウールの法則やヘン...
キモシン【chymosin】
たんぱく質分解酵素の一。子牛などの胃液中に存在し、乳汁中のカゼインを凝固する酵素。レンニン。
きょうゆう‐ごうきん【共融合金】
溶融した状態にある複数の金属が凝固する際、それぞれの金属が特定の割合で同時に晶出する合金。
きん‐てん【金点】
1標準気圧下での金の凝固点。セ氏1064.18度。国際温度目盛りの一。