けっ‐ぺい【血餅】
血液が凝固するときにできる暗赤色のかたまり。血漿(けっしょう)中のフィブリノゲンが線維状のフィブリンに変わり、血球と絡み合って沈殿したもの。
けつえきぎょうこ‐いんし【血液凝固因子】
血液が凝固するときに必要な因子。12種が知られ、これらが順に働いて血液がかたまる。凝固因子。
けつえき‐びょう【血液病】
血球・血漿(けっしょう)・血液凝固因子・造血機能などに異常がある病気の総称。
けつゆう‐びょう【血友病】
血液凝固に関与する因子が欠乏していて、わずかな傷にもすぐ出血し、出血が容易に止まらない病気。X連鎖潜性遺伝性の疾患で、主に男性に発症する。
ケファリン【(ドイツ)Kephalin】
脳や血漿(けっしょう)中に多量に含まれる燐脂質の一種。血液の凝固作用、細胞の形成と機能に関係すると考えられている。セファリン。
ゲルか‐ざい【ゲル化剤】
液体を凝固させ、ゲル状にする物質。ゼラチン・ペクチン・寒天・アガーなどがある。
こ【固】
[音]コ(漢) [訓]かためる かたまる かたい もとより [学習漢字]4年 1 がっちりかたまって動かない。かたい。かたまる。「固形・固体・固定/強固・凝固・堅固(けんご)」 2 あくまでも。...
こうぎょうけつ‐やく【抗凝血薬】
⇒抗凝固剤
こうぎょうこ‐ざい【抗凝固剤】
血液が凝固しないようにする薬剤。血栓症・心筋梗塞(しんきんこうそく)の治療や輸血などの際に用いられる。ヘパリン・ワルファリンなど。抗凝血薬。抗凝固薬。→抗血小板剤
こうぎょうこ‐やく【抗凝固薬】
「抗凝固剤」に同じ。