女(おんな)にな・る
1 成長して年ごろの女性になる。月経が始まり一人前の女性になる。 2 男性と肉体関係をもち、処女でなくなる。男を知る。
オードよんぶしゅう【オード四部集】
《原題、(フランス)Quatre premiers livres des Odes》ロンサールの処女詩集。1550年刊。ギリシャのピンダロスとローマのホラチウスの作品を念頭に書かれた難解な長詩で...
かいもんきょう【海門橋】
小山いと子の処女小説。昭和8年(1933)「婦人公論」誌の懸賞小説に当選したデビュー作。
かかれざるいっしょう【書かれざる一章】
井上光晴の短編小説。昭和25年(1950)7月、文芸誌「新日本文学」に発表された処女作。日本共産党の下部党員の生活を描く。
かぎりなきひとつのみち【限りなき一つの道】
池宮彰一郎が本名の池上金男名義で昭和54年(1979)に発表した処女小説。
かくとうするものにまる【格闘する者に○】
三浦しをんの処女小説。自身の経験をもとに女子学生の就職活動を描いた青春小説。平成12年(2000)刊行。
かなしきちち【哀しき父】
葛西善蔵の処女小説。大正元年(1912)、同人誌「奇蹟」創刊号に葛西歌棄(うたすつ)の筆名で発表。
かなしみよこんにちは【悲しみよこんにちは】
《原題、(フランス)Bonjour tristesse》サガンの処女長編小説。1954年刊。著者が18歳のときの作品で、南仏を舞台に10代の少女のひと夏の経験を描いてベストセラーとなる。同年、批...
かろきねたみ
岡本かの子の処女歌集。大正元年(1912)、青鞜社より刊行。木版、手刷りで制作された。
かんかんむし【かんかん虫】
有島武郎の処女小説。新米の港湾労働者を描いた作品。米国留学中に書かれ、改稿を経て、明治43年(1910)10月、雑誌「白樺」に掲載。