む‐け【無卦】
陰陽道(おんようどう)で、生年の干支(えと)による運勢の凶運を示す年まわり。この年まわりにあたると、凶事が5年続くという。→有卦(うけ)
も【喪】
1 人の死後、その近親の者が、一定の期間、外出や社交的な行動を避けて身を慎むこと。親疎により日数に長短がある。「—に服する」「—が明ける」 2 わざわい。凶事。災難。「平らけく安くもあらむを事も...
夢(ゆめ)になれ夢(ゆめ)になれ
現実ではなくて夢になれの意で、凶事を吉事に変えようとするまじないの言葉。「此の事—とぞ願立てする」〈仮・竹斎・下〉
よう‐せい【妖星】
昔、凶事の前兆と信じられた不吉な星。彗星(すいせい)や流星などをいう。
よ‐なおし【世直し】
1 世の中をよくすること。特に、幕末から明治の初めにかけて、貧民の救済、平等な社会の実現を希求した民衆意識。 2 凶事を吉事にするように祝いなおすこと。縁起なおし。「—に一杯やる」 3 地震・雷...