かん‐てい【鑑定】
[名](スル) 1 書画・骨董(こっとう)・刀剣・資料などの真贋・良否などを判定すること。目利き。「筆跡を—する」 2 物事を判断すること。また、その判断。「ねぼけてあんな珍語を弄するのだろうと...
きく‐いちもんじ【菊一文字】
1 菊作りで、大輪の16弁に作った花。 2 後鳥羽上皇が備前則宗ら一文字系の番鍛冶(ばんかじ)に命じて鍛えさせ、みずから焼き刃をしたという刀剣。茎(なかご)に菊花の紋が刻んであり、この名がある。...
きた・える【鍛える】
[動ア下一][文]きた・ふ[ハ下二]《古くは四段に活用》 1 高温で熱した金属を繰り返し打ったり水で冷やしたりして硬度・密度などを高め、良質のものにする。鍛錬する。「刀剣を—・える」 2 練習・...
きょう‐き【凶器/兇器】
人を殺傷するために用いられる道具。また、人を殺傷したときに用いられた道具。刀剣・銃・棒など。
きり‐たがね【切り鏨】
刀剣の中子(なかご)に銘を刻むために用いるたがね。
きれ‐もの【切れ物】
1 物を切る道具。刃物。 2 よく切れる刀剣。「みづからの刀の—なる由をいひしを聞きて」〈折たく柴の記・上〉 3 品切れのもの。「当年は柑子(かうじ)が—ぢゃほどに」〈虎明狂・柑子俵〉
きわめ【極め】
1 刀剣・書画・骨董(こっとう)などの価値をみきわめること。鑑定。目利き。また、その鑑定書。「—をつける」 2 推し進めた最後のところ。極限。果て。きわみ。「運の—ぞ無念なる」〈謡・熊坂〉 3 ...
きわめ‐がき【極(め)書(き)】
刀剣・書画・古道具などの鑑定書。箱書き、極め札、巻末の奥書きなど、いろいろな形式がある。
きわめ‐つき【極め付き】
《「きわめづき」とも》 1 書画・刀剣などで鑑定書のついていること。また、そのもの。→極め書き 2 すぐれたものとして定評のあること。また、そのもの。折り紙つき。「—の芸」「—の大酒飲み」 3 ...
きわめ‐ふだ【極(め)札】
短冊形の札に記した、刀剣・書画などの鑑定書。折り紙。極め書き。