ちゅうかく‐しきゅう【中隔子宮】
子宮の内部が隔壁によって2つに分かれている状態。また、そのような子宮。胎生期に左右のミュラー管が癒合する際にできる隔壁が消退せず、子宮内に残存することによって起こる。子宮形態異常の一つ。
ちゅうごく‐ふく【中国服】
中国人が着る伝統的な衣服。上衣と下衣とに分かれたものと、足首まで届く長衣のものとがある。日本では、旗袍(チーパオ)とよばれる、婦人用の盤領(あげくび)・筒袖で裾の長いワンピース形式のものをいうこ...
ちゅうしん‐たい【中心体】
細胞内小器官の一。細胞分裂の際にだけみられる顆粒(かりゅう)で、二つに分かれて細胞の両極に行き、これを中心として紡錘糸ができ、染色体を移動させる。
ちゅう‐だいのうどうみゃく【中大脳動脈】
脳に栄養を与える主要な血管の一つ。頭蓋の底部で内頸動脈から分かれる。左右一対あり、大脳半球の大部分に血液を供給する。MCA(middle cerebral artery)。
ちゅう‐のう【中脳】
脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通る。中脳蓋は上下二対の隆起をなすので四丘体(しきゅうたい)ともよばれ、上丘は視覚...
ちゅけい‐るい【蛛形類】
蛛形綱の節足動物の総称。体は頭胸部と腹部とに分かれ、上顎(じょうがく)(鋏角(きょうかく)とも)・触肢(しょくし)各一対と、四対の歩脚をもつ。触角・翅(はね)をもたず、単眼だけで複眼はない。サソ...
ちょうこう‐し【調香師】
香りを調合する技術者。化粧品などの香りを扱うパヒューマーと、飲食物などの匂いを扱うフレーバリストに分かれる。養成する専門学校などはあるが、特別の資格はない。→臭気判定士
ちょうせん‐にんじん【朝鮮人参】
ウコギ科の多年草。朝鮮・中国が原産。古くから薬用に栽培される。高さ約60センチ。葉は5枚ほどの小葉からなる手のひら状の複葉。夏、淡黄緑色の小花を多数つける。根は肉質で枝分かれが多く、白色で、漢方...
つい‐こつ【椎骨】
脊椎動物の脊柱を構成する一つ一つの骨。椎体と背部の椎弓からなり、その間は椎孔(ついこう)をなす。各椎体は椎間板で連結され、管状となった椎孔の中を脊髄が走る。頸椎(けいつい)・胸椎・腰椎・仙椎(せ...
つく‐ばね【衝羽根】
ビャクダン科の半寄生の落葉低木。山地に生え、高さ1〜2.5メートル。よく枝分かれし、葉は卵形。雌雄異株で、初夏、枝先に淡緑色の小花がつく。果実には4枚の細長い苞(ほう)があり、羽根突きの羽根に似...