ちから‐づな【力綱】
1 力を出すために握る綱。特に、分娩時に産婦がいきむために握る綱。 2 すがって頼りにするもの。「友情を—にして生きる」
ちたい‐はすい【遅滞破水】
分娩(ぶんべん)時に、子宮口が完全に開いても、卵膜が破れずに破水が起こらないこと。遅延破水。
ちち【乳】
1 哺乳(ほにゅう)類が、分娩(ぶんべん)後に、子を育てるために乳腺(にゅうせん)から出す乳白色の液体。乳汁。「母親の—」「牛の—」 2 乳房(ちぶさ)。「—が張る」 3 植物の茎や葉から出る白...
ちつ【膣/腟】
女性生殖器の一部。陰門から子宮頸部(けいぶ)までの間。交接の際に陰茎を入れ、分娩(ぶんべん)時には産道となる。
ていおう‐せっかい【帝王切開】
腹壁および子宮壁を切り開いて胎児を取り出す方法。自然分娩(ぶんべん)が困難な場合、分娩を早く終わらせる必要がある場合などに行われる。名は、カエサル(シーザー)がこの方法により産まれたという説、ま...
てきじ‐はすい【適時破水】
分娩(ぶんべん)時に、子宮口が完全に開いた状態で破水すること。
でん‐い【臀位】
逆子(さかご)の一種。分娩の際、胎児が臀部を進ませて産道を降下する姿勢。
とう‐けっしゅ【頭血腫】
分娩の際に胎児の頭が強く圧迫されたため、頭蓋骨(とうがいこつ)とそれを包む骨膜との間に生じた血液の塊。吸収され、数か月後に消失する。ずけっしゅ。
ドゥーラ‐こうか【ドゥーラ効果】
《ドゥーラ(doula)は助産師の意》妊婦に対し、近親者や看護師が付き添って精神面での協力をすることで得られる影響。妊婦が精神的にリラックスするために、分娩(ぶんべん)時間の短縮や母乳分泌促進な...
にん‐しん【妊娠】
[名](スル)女性が身ごもること。受精した卵子を子宮内で発育させること。哺乳類にみられ、受精卵が子宮に着床し、母体と連絡する胎盤を生じて発生が進み、一定の期間を経て胎児が分娩(ぶんべん)される。...