いけい‐ぶんれつ【異型分裂】
生殖細胞の形成のとき、2回続けて起こる核分裂のうち、相同染色体が分離し、染色体数が半減するほうの分裂。1回目の分裂に起こることが多く、体細胞分裂と著しく異なるのでいう。
かく‐ぶんれつ【核分裂】
1 ウラン・プルトニウムなどの重い原子核が、中性子などとの衝突によって同程度の質量の2個以上の原子核に分かれる現象。その際に大きなエネルギーを出す。同時に2、3個の中性子も発生するため、連鎖反応...
かんげん‐ぶんれつ【還元分裂】
⇒減数分裂(げんすうぶんれつ)
げんしかく‐ぶんれつ【原子核分裂】
⇒核分裂
げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
精子や卵などの生殖細胞ができるときに起きる細胞の分裂。核分裂が2回続き、第1分裂で相同染色体に対合が起こり、分離して染色体数が半減する。第2分裂は普通の核分裂で、結果としてもとの半数の染色体をも...
さいぼう‐ぶんれつ【細胞分裂】
細胞の増殖方法で、1個の母細胞から2個以上の娘細胞(じょうさいぼう)に分かれる現象。核分裂とそれに続く細胞質の分裂からなる。分裂のしかたには有糸分裂と無糸分裂とがあり、有糸分裂には減数分裂と体細...
しぜん‐かくぶんれつ【自然核分裂】
⇒自発核分裂
じはつ‐かくぶんれつ【自発核分裂】
中性子やその他の粒子の衝突を受けなくても自然に生じる核分裂。ウランやプルトニウムなどの質量数が非常に大きい同位体に見られる。自然核分裂。
せいじゅく‐ぶんれつ【成熟分裂】
減数分裂のこと。動物では生殖細胞を形成するときに起こるのでいう。
ソリトン‐ぶんれつ【ソリトン分裂】
ソリトンとよばれる孤立した波が、伝播する過程で多数の波に分裂する現象。特に津波が遠浅の海域を伝播するとき発生することが知られ、津波の前面に周期の短い波群が現れ、波高が増幅する。波状段波。