か‐しょう【煆焼】
ある物質を強く熱して脱水・分解などを起こさせ、揮発成分を除くこと。
かすい‐かいり【加水解離】
⇒加水分解
かすい‐ぶんかい【加水分解】
[名](スル)化合物に水が作用して起こる分解反応。塩(えん)を水に溶かすと酸と塩基に分解する反応があり、加水解離ともいう。有機化合物ではエステルやたんぱく質などが水と反応して酸とアルコールや、ア...
かすいぶんかい‐こうそ【加水分解酵素】
加水分解の際に触媒として働く酵素の総称。生体内ででんぷんやたんぱく質の加水分解を促進する。エステラーゼ・アミラーゼ・プロテアーゼなどがある。水解酵素。ヒドロラーゼ。
カスパーゼ【caspase】
細胞にアポトーシスを起こさせるたんぱく質分解酵素の総称。
カタラーゼ【(ドイツ)Katalase】
過酸化水素を水と酸素とに分解する反応を触媒する酵素。ほとんどの生物に含まれ、動物では肝臓・腎臓・赤血球に多い。
かっしょく‐ふきゅうきん【褐色腐朽菌】
木材腐朽菌の一種。木材に含まれるセルロースやヘミセルロースを選択的に分解する能力をもつ。名称は分解後に木材の褐色成分であるリグニンが残留し、褐色に変色することに由来する。サルノコシカケなどの担子...
かっせい‐おでい【活性汚泥】
下水や廃水に含まれる有機物を酸化分解する微生物を繁殖させて生じる泥状の沈殿物。汚水処理に利用。→活性汚泥法
かっせいおでい‐ほう【活性汚泥法】
下水・排水処理方法の一。汚水を活性汚泥と混ぜ、微生物の働きで有機物を分解し、沈殿池で活性汚泥を沈降除去してから上澄み液を塩素で処理する。
カテコール【catechol】
ベンゼンの隣り合う二つの水素が水酸基に置換した化合物。タンニン・リグニンを分解して得られる無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。酸化されやすい。写真の現像や分析試薬などとして用いる。