きり‐みず【切(り)水】
1 花を切り取って、切り口をすぐに水につけること。 2 玄関や庭などに水をまくこと。打ち水。
きり‐むぎ【切(り)麦】
小麦粉をこねて、うどんのように細く切った麺(めん)。熱くして食べるものを熱麦(あつむぎ)、冷やしたものを冷や麦といった。《季 夏》
きり‐むす・ぶ【切(り)結ぶ/斬(り)結ぶ】
[動バ五(四)]互いに刀をまじえて切り合う。また、激しく争う。「丁々発止と—・ぶ」「論敵と激しく—・ぶ」
きり‐め【切(り)目】
1 切ったあと。切り口。刻み目。「肉に—を入れる」 2 物事の区切り。切れ目。「仕事に—をつける」
きりめ‐いた【切(り)目板】
切り目縁(えん)に張った板。
きりめ‐えん【切(り)目縁】
縁板を敷居と直角方向に張った縁。濡れ縁に用いる。木口(こぐち)縁。→榑縁(くれえん)
きり‐めどう【切り馬道】
殿舎をつなぐ廊の一部を取り外せるようにし、内庭へ入る通路とした所。
きりめ‐なげし【切(り)目長押】
敷居と縁との境目に設けた長押。縁長押。
きり‐めん【切(り)面】
面の一種。材木の角を45度に切り落としたもの。
きり‐もがり【切り虎落】
興行などで、見物人の入る場所のまわりを囲った竹矢来(たけやらい)。