ろくや‐おん【鹿野苑/鹿野園】
《(梵)Mṛgadāvaの訳》中インドの波羅奈国にあった林園。釈迦が悟りを開いてのち初めて説法し、五人の比丘(びく)を導いた所。現在のバラナシ北郊のサールナートにあたる。鹿苑。鹿(しか)の苑(その)。
ロサリオ【Rosario】
アルゼンチン中北部、サンタフェ州の都市。首都ブエノスアイレスの北西約300キロメートル、パラナ川下流の西岸に位置し、河港をもつ。パンパ北部の小麦・皮革・羊毛などの集散地。食品などの工業も盛ん。ス...
ロスト‐バージン
《(和)lost+virgin》処女が初めて性交を経験すること。
ロゼッタ【Rosetta】
エジプト北部、ナイル川河口のデルタ地帯にある都市。エジプト名ラシード。アレクサンドリアの東約65キロメートルに位置する。16世紀から19世紀にかけてエジプト最大の港として栄えた。18世紀末にロ...
ロタキサン【rotaxane】
環状の分子の中を軸状の分子が貫通した構造をもつ超分子。軸状の分子の両端には、環から抜けないようストッパーとよばれる部位がある。1967年に初めて合成された。ロタキサンがネックレス状に多数連結した...
ロックウェル‐かたさ【ロックウェル硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。押し込み硬さの一種で、ダイヤモンドの円錐(頂角120度)、または鋼球を圧子として用いる。初めに基準荷重で押し付け、更に一定の試験荷重を加え、...
ろ‐びらき【炉開き】
冬になって初めて囲炉裏(いろり)または茶事の炉を開いて用いること。茶の湯では、10月の終わりから11月初めにかけて行う。また、その行事。《季 冬》「—や仏間に隣る四畳半/漱石」⇔炉塞(ろふさ)ぎ。
ろふつ‐どうめい【露仏同盟】
1891年から1894年にかけてロシアとフランスとの間に結ばれた政治・軍事同盟。秘密条約で、初めの対ドイツ防衛同盟の性格から発展し、1894年軍事協約となり、イギリスが加わって三国協商をなし、三...
ロマンチック‐バレエ【romantic ballet】
19世紀初めに起こった、ロマン主義の影響を受けたバレエ。丈の長いチュチュやトーシューズを用い、軽やかな動作で幻想的な世界を表現する。「ジゼル」「ラ‐シルフィード」などに代表される。
ロモノーソフ【Lomonosov/Ломоносов】
ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市。旧称オラニエンバウム。サンクトペテルブルグの西約40キロメートル、フィンランド湾南岸に位置し、沖合にコトリン島が浮かぶ。18世紀初めにピョートル1世から...