びかく‐しだ【麋角羊歯】
ウラボシ科の常緑多年生のシダ。小さい塊状の根茎を腎臓形の栄養葉が覆う。その中心から長さ30〜40センチの胞子葉を出し、二股(また)状に繰り返し裂けて形が麋(おおじか)の角に似る。熱帯に産し、日本...
ビギニング【beginning】
始まり。開始。また、物事の初期・起源。
びじん‐が【美人画】
女性の美しさを鑑賞の対象として描いた絵画。日本では、特に江戸初期の風俗画に始まり、以後浮世絵の主流となって発展した。
びた‐せん【鐚銭】
1 表面の文字が磨滅した、質の粗悪な銭貨。びたぜに。びた。 2 室町中期から江戸初期にかけて私鋳された、永楽銭以外の粗悪な銭。 3 江戸時代、寛永通宝一文銭の鉄銭の称。
びばい【美唄】
北海道中部の市。石狩川支流の美唄川に沿い、米作地帯。大正初期から石炭採掘で発展したが、現在は閉山。人口2.6万(2010)。 [補説]アイヌ語「ビバ・オ・イ」(カラスガイの多い所)から。
び‐わくせい【微惑星】
太陽系のような惑星系形成の初期段階にある原始惑星系円盤の中で作られる小天体。直径10キロメートル程度。円盤の内側には岩石や金属などの固体粒子が多く、外側には氷を含むものが多い。これらの小天体が衝...
ファグス‐こうじょう【ファグス工場】
《Fagus-Werk》ドイツ北西部、ニーダーザクセン州の都市アルフェルトにある工場。1925年、建築家グロピウスとマイヤーが設計した靴型製造の工場であり、世界初の鉄骨とガラス張りの工場として、...
フィリッピ【Filippoi/Φίλιπποι】
ギリシャ北東部、トラキア地方の町。古代名ピリッポイまたはピリピ。カバラの北西約15キロメートルに位置する。紀元前4世紀、タソス人の植民都市クレニデスが古代マケドニア王国の領土となり、フィリッポス...
フィレリモス‐の‐おか【フィレリモスの丘】
《Filerimos/Φιλέρημος》ギリシャ南東部、エーゲ海にあるロードス島の町イアリソス(トリアンダ)近郊にある丘。標高267メートル。ドリス人が築いた古代都市の遺跡がある。紀元前4世紀...
フィードバック‐せいぎょ【フィードバック制御】
1 自動制御方式の一。出力の信号を入力側に送り返して適切な目標値または基準値になるように出力を制御するもの。 2 生体の生理機能の恒常性を保つしくみ。血中ホルモンの濃度がそのホルモンの分泌を調節...