り‐はば【利幅】
費用を差し引いた利益の大きさ。
り‐ばい【利倍】
1 利益が倍加すること。利息が利息を生んで、元金のふえること。「其金も—増長して確かに立派な学費になって」〈福沢・福翁自伝〉 2 高利で貸して元金をふやすこと。「—ヲスル」〈日葡〉
り‐ふく【利福】
利益と幸福。福利。「人に道を譲り、人と—を分かつ」〈寅彦・電車の混雑について〉
り‐ぶん【利分】
1 利益となる部分。 2 利子。利息。「公債株券の—も入る」〈魯庵・社会百面相〉
り‐へい【利弊】
利益と弊害。
り‐もつ【利物】
1 《「物」は一切衆生の意》仏語。衆生に利益(りやく)を与えること。人々を救うこと。 2 利益。もうけ。〈日葡〉
り‐やく【利益】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々に恵みを与えること。仏の教えに従うことによって幸福・恩恵が得られること。また、神仏から授かる恵み。利生(りしょう)。→御利益(ごりやく) 2 益を得ること。ためになる...
りゅうほ‐りえき【留保利益】
内部留保により自己資本として企業に蓄積される利益。
りょう‐だめ【両為】
両方のためや利益になること。「お前さんも人に憎まれず私の方でも大助かり、ほんに—で御座んす」〈一葉・わかれ道〉
りょう‐とく【両得】
[名](スル)《「りょうどく」とも》 1 一度に二つの利を得ること。「一挙—」⇔両損。 2 両者がともに利益を得ること。⇔両損。