うで‐まえ【腕前】
巧みに物事をなしうる能力や技術。手並み。技量。うで。「洋裁の—が上がる」「—を披露する」
うわ‐まえ【上前】
1 衣服の前身頃(まえみごろ)を合わせたとき、上側になる身頃。うわがえ。⇔下前。 2 《「うわまい(上米)」の音変化》「上米(うわまい)3」に同じ。
えき‐まえ【駅前】
駅の出入り口の前あたり。また、駅から非常に近い地域。
えちぜん【越前】
旧国名。北陸道7か国の一。大半は現在の福井県東部に、ごく一部が岐阜県郡上市にあたる。越(こし)の国を天武天皇の時代に3分して成立。8〜9世紀に能登・加賀2国を分離。古称、こしのみちのくち。...
えど‐まえ【江戸前】
1 《江戸の前の海の意》江戸の近海。特に、芝・品川付近の海をさす。 2 江戸湾(東京湾)でとれる新鮮な魚類。銚子・九十九里浜産と区別していった。 3 人の性質や食物の風味などが江戸の流儀であるこ...
おおおかえちぜん【大岡越前】
テレビ時代劇。江戸南町奉行大岡忠相の活躍を描く。昭和45年(1970)放映開始。以後、断続的に15のシリーズ作品が製作・放映された。第一シリーズの監督は佐々木康、内出好吉ほか。
おおき‐おまえ【大御前】
身分の高い人の中でも年齢・地位が上のほうの人を敬っていう語。「—の御覧ぜざらむほどに」〈源・浮舟〉
おお‐さき【大前/大前駆】
先払いの声を長く引くこと。「殿上人のは短ければ、—小前(こさき)とつけて聞きさわぐ」〈枕・七八〉
おお‐まえ【大前】
1 神や天皇の前を敬っていう語。みまえ。「天照大御神の—に白(まを)さく」〈祝詞・祈年祭〉 2 数人で弓を射るとき、最初に射る射手。「総射手の前に射る故—と云ふは」〈貞丈雑記・一二〉
お‐てまえ【御手前】
[名] 1 相手の腕前。技量。手並み。「—を拝見したいものですね」 2 (「御点前」とも書く)茶の湯の作法・様式。また、その手並み。 [代]二人称の人代名詞。主として武士が同輩の間で用いた。...