あま‐ごぜ【尼御前】
「あまごぜん」に同じ。「—、何事をかくはのたまふぞ」〈徒然・四七〉
あま‐ごぜん【尼御前】
尼を敬っていう語。あまごぜ。あまぜ。「—とはかしづき呼ばはれけるを」〈盛衰記・一二〉
あま‐ぜ【尼前】
「あまごぜん(尼御前)」の略。「—、我をばいづちへ具して行かんとするぞ」〈平家・一一〉
アミロイドぜんくたい‐たんぱくしつ【アミロイド前駆体蛋白質】
アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβたんぱくの前駆体として知られるたんぱく質。αセクレターゼによって切断された場合は無害だが、βおよびγセクレターゼによって切断されると、神経細胞...
あらしのまえ【嵐の前】
《原題、(ドイツ)Vor dem Sturm》フォンターネの長編歴史小説。1878年刊。著者が59歳のときに刊行された処女小説。
嵐(あらし)の前(まえ)の静(しず)けさ
暴風雨が襲来する前に辺りが一時静まり返るところから、変事が起こる前の不気味な静けさをいう。
いい‐きぜん【好い気前】
[形動]《近世江戸語》自分勝手でいい気なさま。「—な。いろいろなことを言ってくる」〈洒・四十八手〉
いい‐まえ【言(い)前】
1 言い方。話しぶり。口まえ。「欽哉にしては実着(じっちゃく)過ぎた—なのに」〈風葉・青春〉 2 言い訳。口実。「民子は母の病気を—にして行かない」〈左千夫・野菊の墓〉
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
い‐ぜん【以前/已前】
1 その時よりも前。「一二時—に到着する」⇔以後。 2 今より前の時点。現在から見て近い過去。副詞的にも用いる。「—と違って今では」「—会ったことがある」 3 ある状態に達する前の段階。「結婚—...