かい‐ぜん【階前】
1 建物に出入りする階段の前。きざはしの前。 2 庭先。
かいぜん‐ばんり【階前万里】
《「唐書」宣帝紀から》万里の遠方も階前の出来事と同様である。地方政治の実情を、みな天子が聞き知っていて、欺くことができないことのたとえ。
かいだんがた‐ぜんく【階段型前駆】
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かいふう‐ぜんせん【海風前線】
日中に海風が内陸部に向かって吹き込む際、その先端で内陸の暖かい空気塊との間に形成される前線性の構造。陸風前線とともに局所的であり、海陸風前線と総称される。
かいりくふう‐ぜんせん【海陸風前線】
海風前線と陸風前線の総称。
かおよ‐ごぜん【顔世御前】
浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」などの登場人物。塩谷判官(えんやはんがん)高貞(たかさだ)の妻。高師直(こうのもろなお)に横恋慕されるが拒絶する。
覚悟(かくご)の前(まえ)
前もって心構えのできていること。覚悟の上。「そりゃ固(もと)より—だ」〈鏡花・夜行巡査〉
かざん‐ぜんせん【火山前線】
弧状列島に沿う火山帯の海溝側の縁(ふち)の線。火山はこの線より大洋側にはなく、線付近で最も密に分布し、大陸側にいくほど少なくなる。火山フロント。
かしこどころおおまえ‐の‐ぎ【賢所大前の儀】
即位礼のとき、天皇が即位したことを自ら賢所に告げる儀式。
風(かぜ)の前(まえ)の塵(ちり)
物事のはかないこと、または、危険が迫っていることのたとえ。風前の塵。