じょう‐でん【乗田/剰田】
1 律令制で、位田・職田(しきでん)・口分田(くぶんでん)・賜田・墾田などに割り当てたあとの余剰の田地。請願した耕作者に貸与し、収穫の5分の1を太政官に納めさせた。 2 中国、春秋時代に魯(ろ)...
じょう‐よ【剰余】
1 あまり。余分。「—物資」 2 割り算のあまり。割りきれないで残った数。
じょうよ‐かち【剰余価値】
資本の生産過程において、労働者の労働力の価値(賃金)を超えて生み出される価値のこと。これが資本家に搾取され、利潤・利子・地代などの源泉となる。マルクス経済学の基本概念。
じょうよ‐きん【剰余金】
1 株式会社の貸借対照表で、資本の部を構成する一つの区分。 2 保険事業を営む相互会社の純利益。
じょうよ‐ていり【剰余定理】
⇒因数(いんすう)定理
じょうよ‐ろうどう【剰余労働】
労働日のうち、労働者が必要労働時間を超えて行う労働部分。剰余価値を生み出す。不払労働。