ますら‐かみ【益荒神】
男性的で勇ましい神。「あが御子(みこ)、—の御子にまさば、亡(う)せし弓矢いで来(こ)」〈出雲国風土記〉
もう‐ゆう【猛勇】
[名・形動]たけだけしく勇ましいこと。また、そのさま。勇猛。「—な(の)将」
ゆう‐き【雄気】
雄々しい気質。勇ましい意気。
ゆう‐けつ【雄傑】
才知に長(た)け、勇ましいこと。また、その人。英傑。「天下の英才—の士」〈岡三慶・今昔較〉
ゆう‐と【雄途】
勇ましい出発。雄々しい門出。「未踏峰登頂の—に就く」
ゆう‐ひ【熊羆】
熊(くま)と羆(ひぐま)。勇ましい者のたとえにいう。
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りん‐こ【凜乎】
[ト・タル][文][形動タリ]りりしく勇ましいさま。毅然(きぜん)としているさま。凜然。「—とした態度をとる」「然れども其一生を通じて—たる操守あり」〈秋水・兆民先生〉
りん‐りん【凜凜】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気がきびしく身にしみるさま。「—たる霜夜の気」 2 勇ましいさま。りりしいさま。また、心のひきしまるさま。「勇気が—とわいてくる」「—とした声」