どうぶつ‐がく【動物学】
動物の分類・形態・発生・生理・遺伝・進化などを研究する学問。
どうぶつ‐がん【動物岩】
生物岩の一。動物の遺体・骨片・外殻・分泌物などによってできた堆積(たいせき)岩。サンゴ石灰岩など。
どうぶつき【動物記】
シートンの著作集。「私の知っている野生動物たち」(1898)、「大灰色グマの伝記」(1900)などがあり、精密な観察、すぐれた物語性により、動物文学の代表とされる。
どうぶつ‐きょく【動物極】
減数分裂のとき、極体が放出される部分。卵軸上の卵黄の比較的少ない一端。→植物極
どうぶつげんせい‐かんせんしょう【動物原性感染症】
⇒人獣共通感染症
どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】
動物の行動を研究する生物学の一分野。心理学・生態学・生理学なども駆使して総合的に理解しようとするもの。エソロジー。比較行動学。行動生物学。
どうぶつ‐さいみん【動物催眠】
タコ・昆虫・鳥などで、人為的に刺激して随意運動を停止させる現象。鶏をしっかり捕らえてあおむけに置き、手をはなすと硬直状態のままその姿勢を続けるなど。ヒトの催眠とは区別される。
どうぶつ‐しつ【動物質】
動物体を構成する物質。主としてたんぱく質からなるものをいう。
どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】
人間以外の動物の行動を研究する心理学の一部門。学習・情動・動機づけなどの実験・研究を通して人間の心理研究への貢献も大きい。→比較心理学
どうぶつ‐じっけん【動物実験】
細菌学・免疫学・薬理学・生理学などの研究のため、動物を用いて行う実験。主にネズミ・モルモット・ウサギ・犬・猫などの小動物が用いられる。