きせつない‐へんどう【季節内変動】
季節変化よりも短く、10日程度より長い周期を示す大気の変動。赤道域におけるマッデンジュリアン振動が知られる。
きたたいせいよう‐しんどう【北大西洋振動】
北大西洋のアイスランド低気圧とアゾレス高気圧の勢力が連動して変動する現象。テレコネクションの一つで北極振動とも関わりがあり、偏西風の進路に影響を与える。NAO(north Atlantic os...
き‐どう【機動】
軍隊などが部隊・兵器の迅速な展開行動を起こすこと。
き‐どう【起動】
[名](スル)動きや働きを起こすこと。特に、機器類が運転を開始すること。始動。「パソコンを—する」
きどう‐うんどう【軌道運動】
物体が重力などの力を受け、ある軌道を描いて運動すること。太陽の周囲をまわる惑星、地球の周囲を周る月や人工衛星の運動をさす。地球と人工衛星のように、一方の物体の質量および空気抵抗を無視できるとき、...
き‐ふどう【黄不動】
仏画。滋賀県大津市の園城寺(おんじょうじ)にある不動明王画像の通称。平安初期の作。全身が黄色で彩色されているのでこの名がある。赤不動・青不動とともに三不動の一。
きほん‐しんどう【基本振動】
振動体の固有振動のうち、もっとも振動数が小さい振動。高調波に対する基本波も指す。
キャピラリー‐でんきえいどう【キャピラリー電気泳動】
細い円筒状のキャピラリー(毛細管)を用いる電気泳動。ジュール熱による対流が生じないため、物質の正確な分離が可能となる。DNAやたんぱく質などの生体高分子の分析に広く利用される。
きゅうあい‐こうどう【求愛行動】
生物に見られる異性を引き付けるための行動。種固有の儀式化された行動により、種間交雑を避け、つがい関係を維持する役割があると考えられている。種固有の身振りや鳴き声のほか、異性を引き付ける匂い物質の...
きゅうきょう‐うんどう【仇教運動】
清代末期の中国に起こったキリスト教排斥運動。初めは単なる反キリスト教運動だったが、しだいに排外・反帝国主義運動の性格を強め、1898年に始まる義和団事件で頂点に達した。