ちゅうごく‐せいばつ【中国征伐】
天正5年(1577)以降、織田信長が羽柴秀吉を指揮官として、宇喜多・毛利氏らの勢力圏である中国地方を攻めた戦い。天正10年(1582)、本能寺の変により秀吉と毛利氏の間に和議が成立した。
ちゅうどう‐せいじ【中道政治】
二つの対立する勢力のどちらかにかたよらず、中正を旨とする政治。特に、右派・左派のいずれにもかたよらない政治。
ちょうりょう‐ばっこ【跳梁跋扈】
[名](スル)悪者などが勢力をふるい、好き勝手にふるまうこと。「悪徳商法が—する」
ちんぜい‐は【鎮西派】
浄土宗の一流派。1230年代に法然の弟子、聖光房弁長によって始められ、九州で広められた。念仏往生のほか、念仏以外の善行による諸行往生をも認める。江戸時代、知恩院や増上寺を中心に強い勢力をもつに至...
チンパン【青幇】
《(中国語)》中国、清・民国時代の秘密結社。大運河の漕運労働者を中心として起こり、清末に漕運が廃止されると、下層労働者・遊民層を吸収。塩やアヘンの密売などで巨利を得、上海を拠点に勢力を拡大。国民...
ツキディデス‐の‐わな【ツキディデスの罠】
新興勢力が台頭し、既存勢力の不安が増大すると、しばしば戦争が起こる、ということを意味する言葉。古代ギリシャの歴史家ツキディデスが、ペロポネソス戦争を不可避なものにしたのは新興国アテネに対するスパ...
つば‐ぜりあい【鍔競(り)合い/鍔迫り合い】
[名](スル) 1 打ち合わせた刀を鍔もとで受け止めたまま互いに押し合うこと。 2 勢力に差がなく、緊迫した状況で勝負を争うこと。また、その争い。「—の接戦を演じる」「両党入り乱れて—する」
てい‐じ【鼎峙】
[名](スル)鼎(かなえ)の脚のように、三方に相対して立つこと。鼎立(ていりつ)。「三大勢力が—する」
てい‐りつ【鼎立】
[名](スル)鼎(かなえ)の足のように、三者が互いに対立すること。「三大勢力が—する」
手(て)が伸(の)・びる
1 手がその対象に届くようにする。「甘味に—・びる」「背後から—・びてきて財布を取られた」 2 勢力などが、その範囲におよぶ。「司直の—・びる」「開発の—・びる」