ごう‐けん【剛健】
[名・形動]男性的で、心身が強くたくましいこと。また、そのさま。「勤勉で—な気風」「質実—」 [派生]ごうけんさ[名]
せっ‐さ【切磋/切瑳】
[名](スル)《骨・角(つの)などを切ったり磨いたりする意から》学問に励み徳義を磨くこと。努力を重ねること。「父母朋友の勤勉—するものなく」〈中村訳・西国立志編〉
ちゅう‐ちょく【忠直】
[名・形動]忠義で正直に仕えること。また、そのさま。「勤勉の意、—の意、真実の意より発して」〈中村訳・西国立志編〉
つうぞく‐どうとく【通俗道徳】
江戸後期から明治期にかけて民衆の間に広まった、勤勉・倹約を主な徳目とする倫理規範。市場経済が徐々に浸透するなか、家や村が没落しないよう自己を律する生活規範として浸透した。
ひ【比】
1 同等に扱われること。同列におかれること。たぐい。「速球にかけては彼の—でない」「日本人の勤勉さは他に—を見ない」 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。たとえを用いて気持ちを述べる詩の叙述法。 ...
べん【勉】
[音]ベン(漢) [訓]つとめる [学習漢字]3年 無理に力を出してはげむ。つとめる。「勉学・勉強・勉励/勤勉」 [名のり]かつ・すすむ・つとむ・まさる・ます・やす
まめ【忠実/実】
[名・形動] 1 労苦をいとわず物事にはげむこと。また、そのさま。勤勉。「—に帳簿をつける」「若いのに—な人だ」「筆—」 2 からだのじょうぶなこと。また、そのさま。健康。たっしゃ。「—で暮らし...
まめ・し【忠実し】
[形シク]まめである。誠実である。勤勉である。「人がらも—・しく、いとねんごろに思ひきこえ給へれば」〈増鏡・草枕〉
より
[副]《助詞「より」から。欧文の翻訳で用いられ広まった語》一段と程度がまさるさま。いっそう。「他の者に比べて、彼は—勤勉だ」「—よい社会」