こう‐ばい【勾配】
1 水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。「—の急な坂道」「—を登る」 2 数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸の正の方向となす角の正接で表される。傾き。方向係数。 3 物理学で、速度...
こうばい‐おり【勾配織(り)/紅梅織(り)】
縦糸か横糸、または縦横ともに太さの異なった2種以上の糸を用いて、表面に高低があるようにした平織りの織物。 [補説]「高配織り」とも書く。
こうばい‐かいき【勾配海気】
太い糸を織り込んで、縞や格子状の盛り上がった線をあらわした絹織物。 [補説]「紅梅甲斐絹」「高配甲斐絹」とも書く。
勾配(こうばい)がぬる・い
1 判断力がにぶい。 2 屋根の傾斜の度合いが緩やかである。〈日葡〉
勾配(こうばい)が早(はや)・い
1 判断がすばやい。「大陸仕込でも根は江戸っ子、—・く」〈万太郎・樹蔭〉 2 屋根の傾斜の度合いが急である。〈日葡〉
こうばいしょうしつ‐もんだい【勾配消失問題】
機械学習の多層化したニューラルネットワークにおいて、ある段階を越えると学習が進まなくなること。学習は予測値と実際の値の誤差を最小化する過程で進むが、活性化関数の勾配がゼロに近づくことによって、ネ...
こうばい‐ひょう【勾配標】
鉄道線路の勾配の程度を示す標識。水平距離1000メートルに対する高低差を数値で示し、勾配の変わる地点の線路のそばに立てる。