せんこ‐ふえき【千古不易】
[名・形動]永遠に変わらないこと。また、そのさま。万代不易。千古不変。「—の理想」
せん‐ごく【千石】
1 一石の千倍。 2 「千石通し」の略。
せんごく‐づみ【千石積み】
⇒千石船
せんごく‐どおし【千石通し/千石簁】
農具の一。傾斜したふるいの上端から搗(つ)き米を流して米とぬかにふるい分けたり、穀粒をふるい分けたりするもの。千把扱(せんばこ)きとともに江戸中期以後普及し、農作業の能率を高めた。万石通し。
せんごく‐ぶね【千石船】
米千石程度を積める船。江戸時代には弁才船(べざいせん)の俗称となった。千石積み。
千石船(せんごくぶね)の帆柱(ほばしら)
気が長いことをしゃれていう語。千石船は大型船で帆柱が長いので、「木が長い」と「気が長い」を掛けたもの。
せんごし‐いわい【千越し祝(い)】
豊漁の祝い。万越(まんご)し祝い。
せんごひゃくばんうたあわせ【千五百番歌合】
鎌倉前期の歌合わせ。20巻。建仁2年(1202)ごろ成立。後鳥羽院が当時の代表的歌人30人に、各100首ずつを詠進させたもの。判者は後鳥羽院・藤原俊成ら10人。各首に判者の評があり、新古今時代の...
せんさ‐ばんべつ【千差万別】
[名・形動]種々さまざまの違いがあること。また、そのさま。千種万様。せんさまんべつ。「—な(の)意見」
せん‐ざい【千歳/千載】
1 千年。長い年月。ちとせ。「名を—に残す」 2 (千歳)能の「翁(おきな)」で、翁の露払いとして謡い舞う直面(ひためん)の役。