せんざい‐いちぐう【千載一遇】
《袁宏「三国名臣序賛」から》千年に一度しかめぐりあえないほどまれな機会。「—の好機」
せんざいしゅう【千載集】
「千載和歌集」の略称。
せんざい‐ふま【千載不磨】
千年の後まで消えないこと。
せんざい‐らく【千歳楽】
⇒千秋楽(せんしゅうらく)
せんざいわかしゅう【千載和歌集】
平安末期の勅撰和歌集。八代集の第七。20巻。寿永2年(1183)後白河院の院宣により、藤原俊成が撰。永延元年(987)以後の歌を選び、文治4年(1188)成立か。歌数1280余首。代表歌人は源俊...
せん‐ざん【千山】
《「せんさん」とも》多くの山々。
せんざんばんすい【千山万水】
大橋乙羽の紀行文集。明治32年(1899)刊。奈良・京都などの古都、木曽路、奥の細道、江ノ島など、国内各地への旅行記をまとめたもので、翌年には続編を刊行。欧米漫遊の記録である「欧山米水」とともに...
せんざん‐ばんすい【千山万水】
《「せんさんばんすい」とも》多くの山と多くの川。「北闕と東関と、—をへだつるなり」〈中華若木詩抄・上〉 [補説]書名別項。→千山万水
せん‐し【千思】
[名](スル)いろいろ思うこと。また、その思い。「—万慮」
せんし‐ばんこう【千思万考】
[名](スル)あれこれと思いをめぐらすこと。また、その思いや考え。千思万慮。「危難眼前に迫り、—すれども」〈織田訳・花柳春話〉