せんし-ばんこう【千思万考】
何度も考えること。また、あれこれ考えて思いをめぐらすこと。▽「千」「万」は数の多いことを示す。「思」は細かいことを考える。何回も思考してみるという意味。
- 句例
- 千思万考した後で決断する
- 用例
- 二時間ばかりというものは黙坐もくざして腕を拱くんで、沈吟して嘆息して、千思万考、審念熟慮して屈託して見たが、詮ずる所は旧もとの木阿弥。<二葉亭四迷・浮雲>
- 類語
- 千思万想せんしばんそう 千思万慮せんしばんりょ 千方百計せんぽうひゃっけい 百術千慮ひゃくじゅつせんりょ
- 活用形
- 〈―スル〉