乾坤一擲の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。▽「乾」は天、「坤」は地の意。「一擲」はひとたび投げること。「一擲乾坤いってきけんこん」ともいう。
出典
韓愈かんゆ「鴻溝こうこうを過ぐ」(詩)。「真まことに一擲を成して乾坤を賭す」
句例
乾坤一擲の大勝負
用例
信玄しんげんはこれを迎えて、乾坤一擲の大合戦を敢行しようと思っていた。<井上靖・風林火山>

乾坤一擲の解説 - 学研 四字熟語辞典

運命を賭けて、いちかばちかの大勝負をすること。
注記
「乾坤」は、天と地、陰と陽。転じて、さいころの奇数と偶数の目の意。また、天下を賭けるような大勝負をすること。「一擲」は、さいころを一回だけ投げて勝負すること。「一擲乾坤いってきけんこん」ともいう。出典の「誰たれか君主くんしゅに勧すすめて馬首ばしゅを回めぐらし、真まことに一擲いってきを成して乾坤けんこんを賭せん」による。
出典
韓愈かんゆ「鴻溝こうこうを過ぐ」

乾坤一擲の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

運命をかけて大勝負をすること。「—の大企画」

出典:青空文庫

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