ゆうなみ‐ちどり【夕波千鳥】
夕波の上を飛ぶ千鳥。「近江(あふみ)の海—汝(な)が鳴けば心もしのに古(いにし)へ思ほゆ」〈万・二六六〉
ゆき‐くれ【行き暮れ】
目的地に行く途中で日が暮れること。「宿借らむ行方も見えずひさかたの天の河原の—の空」〈千五百番歌合・一四〉
ゆきすぎ‐もの【行き過ぎ者】
度を超して物事をする人。でしゃばり。いきすぎもの。「悪口を云ってあざわらふ—は」〈滑・大千世界楽屋探〉
ゆく‐て【行く手】
1 進んで行く方向。進んで行く前方。行く先。「—を阻む」 2 前途。将来。「—に困難が待ち受ける」 3 行くついで。「冬来れば—に人は汲まねども氷ぞ結ぶ山の井の水」〈千載・冬〉
ゆみとり‐しき【弓取り式】
相撲で、優勝力士が賞として弓を受ける際の儀式。大相撲で、場所中の毎日、結びの一番の勝者に代わって、作法に心得のある力士が故実に従って行う。かつては千秋楽にだけ行われた。
ゆるか・し【緩かし】
[形シク]《「ゆるがし」とも》ゆったりしている。「かく—・しきお暮らしなら」〈浄・千本桜〉 「さいそくも質屋のするは—・しい」〈柳多留・初〉
ユー‐エヌ‐エー‐ジェー【UNAJ】
《United Nations Association of Japan》日本国際連合協会。民間の立場から国際連合に対する理解と協力を増進することを目的とする財団法人。昭和22年(1947)設立...
よう【葉】
[音]ヨウ(エフ)(呉)(漢) ショウ(セフ)(呉)(漢) [訓]は [学習漢字]3年 〈ヨウ〉 1 草や木のは。「葉柄・葉緑素/荷葉・紅葉(こうよう)・子葉・枝葉・霜葉・単葉・竹葉・嫩葉(ど...
ようかいちば【八日市場】
千葉県北東部にあった市。九十九里平野北部の市場町として発展。平成18年(2006)1月、野栄町と合併して匝瑳(そうさ)市となった。→匝瑳
よう‐がい【要害】
1 地形がけわしく守りに有利なこと。また、その場所。「—の地」「—堅固な城」 2 戦略上、重要な場所に築いたとりで。要塞(ようさい)。「天然の—」 3 防御すること。用心すること。「お侍様方の二...