かし・げる【傾げる】
[動ガ下一][文]かし・ぐ[ガ下二]かたむける。斜めにする。「首を—・げる」「手にしたコップを少し—・げて」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
かしこ・む【畏む】
[動マ四] 1 恐れる。「海中(わたなか)を渡るとき、な—・ませまつりそ」〈記・上〉 2 恐れ多いと思う。かしこまる。「千代にも斯くしもがも—・みて仕へ奉らむ」〈推古紀・歌謡〉 3 謹んで承る。...
かしま‐なだ【鹿島灘】
茨城県の大洗岬から千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)に至る沖合の海域。夏は黒潮、冬は親潮が流れ、好漁場。
かしわ【柏】
千葉県北西部の市。昭和29年(1954)柏町が周辺町村と合併して東葛(とうかつ)市となったが、2か月後に改称。平成17年(2005)沼南町を編入。人口40.4万(2010)。
かじい【梶井】
京都市上京区の地名。もと三千院(梶井門跡)があった。
かじか・む【悴む】
[動マ五(四)]《古くは「かしかむ」》寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる。かじける。「手が—・んで箸(はし)が持てない」《季 冬》「—・む手女は千も万も擦る/誓子」
かじのないふね【舵のない船】
伊佐千尋によるノンフィクション。副題「布川事件の不正義」。昭和42年(1967)に茨城県で発生した強盗殺人事件の犯人として、事件と無関係の青年二人が逮捕・起訴され30年近くにわたって投獄された冤...
かすが‐づくり【春日造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・妻入りで、正面に階隠(はしかく)しをつけ、棟には置き千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)を置く。奈良時代に完成したものという。春日大社本殿がその代表例。
かすがやま‐げんしりん【春日山原始林】
奈良市東部の春日山にある原始林。春日大社の神山として千年以上も狩猟と伐採が禁止されてきたため、原始の姿が保持された森林が一帯に広がる。昭和30年(1955)特別天然記念物。平成10年(1998)...
かすみがうら
茨城県中南部、霞ヶ浦西岸にある市。レンコンの生産、ナシ・ブドウなどの果樹栽培が盛ん。平成17年(2005)3月に霞ヶ浦町と千代田町が合併して成立。人口4.4万(2010)。