なんせん‐ほくば【南船北馬】
《中国の南方は川や湖が多いので船を用い、北方には平原や山野が多いので馬に乗るというところから》絶えず旅していること。各地をせわしく旅すること。東奔西走。
なんぜん‐じ【南禅寺】
京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山。正しくは太平興国南禅禅寺。山号は瑞竜山。正応4年(1291)無関普門を開山とし、亀山法皇の離宮を寺としたのに始まる。足利義満のとき、五山の別格上位に列せ...
なんぜんじ‐は【南禅寺派】
京都の南禅寺を本山とする臨済宗の一派。無関普門を始祖とする。
なん‐そう【南宋】
中国の国名。靖康(せいこう)の変で宋の皇帝らが金に連れ去られた後、1127年、高宗が江南に拠り、臨安を都として再建した王朝。1279年、金に代わった元に滅ぼされた。
なん‐そう【南総】
上総(かずさ)の異称。下総(しもうさ)を北総というのに対する。
なんそうさとみはっけんでん【南総里見八犬伝】
読本。9輯(しゅう)106冊。曲亭馬琴作。文化11〜天保13年(1814〜1842)刊。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)の八つの徳の玉をもつ八犬士を中心に、安房(あわ)の里見家の興亡を描い...
なんそうしゅう【南窗集】
三好達治の第2詩集。4行詩という定型詩を採用して注目される。昭和7年(1932)刊行。
なんたん【南丹】
京都府中部、大堰(おおい)川上流域を占める市。水菜・壬生(みぶ)菜など京野菜の生産が盛ん。大学の郊外キャンパスや専門学校が多い。平成18年(2006)1月、美山町・園部町・八木町・日吉町が合併し...
なん‐たん【南端】
南のはし。「半島の—」
なんたん‐し【南丹市】
⇒南丹