きおく‐しょく【記憶色】
多くの人が、ある対象の色の印象として記憶している色。実際の色とは異なる場合がある。印象色。 [補説]広告写真などでは、本来の色よりも記憶色に近づくように仕上げることがある。
き‐か【旗下】
1 大将の旗印のもと。また、大将の支配下。「将軍の—に馳せ参じる」 2 特定の考え方の影響下。「科学万能の—に奔趨(ほんすう)したれども」〈抱月・囚はれたる文芸〉
き‐けつ【剞劂】
《「剞」は曲がった刀、「劂」は曲がった鑿(のみ)の意》 1 彫刻用の小さい刃物。 2 彫刻すること。また、彫刻したもの。 3 版木を彫ること。また、印刷。上梓(じょうし)。
きこく‐かくにん【帰国確認】
日本の出入国管理制度で、外国から帰国する日本人に対して、出入国港において入国審査官が行う確認の手続き。入国審査官に旅券を提示し、帰国の証印を受ける。→上陸審査
きごうしき‐とうひょう【記号式投票】
選挙の投票方法の一つ。あらかじめ投票用紙に印刷された候補者の氏名や政党名に丸印などをつけて投票するもの。→自書式投票
きざみ‐こ・む【刻み込む】
[動マ五(四)] 1 細かく刻んで他のものの中に入れる。「漬物に昆布を—・む」 2 文字などを彫りつける。「碑に和歌を—・む」 3 心に深く記す。「強烈な印象が脳裡に—・まれた」
きざみ‐つ・ける【刻み付ける】
[動カ下一][文]きざみつ・く[カ下二] 1 刃物で刻んで物に跡をつける。彫りつける。「柱に名前を—・ける」 2 忘れないように、しっかりと覚えこむ。心に強く印象づける。「幼心に—・けられた光景」
き‐し【旗幟】
1 旗と幟(のぼり)。旗印。 2 表立って示す立場や態度、また、主義主張。「—を鮮明にする」
きしょう‐つぎ【起請継ぎ】
紙を貼り継ぐとき、第一紙の左端の表と第二紙の右端の裏が糊代(のりしろ)となる、普通とは逆の貼り継ぎ方。起請文で、前書きの白紙に牛王(ごおう)宝印を押した誓詞を貼り継ぐとき、牛王宝印を尊んで上にし...
きしょう‐もん【起請文】
1 神仏への誓いを記した文書。誓いの内容を記した前書(まえがき)の部分と、違背した場合に神仏の罰をこうむることを記して神名を列記した神文(しんもん)の部分とからなる。平安末期からあり、南北朝時代...