じゃ‐だま【蛇卵】
チオシアン酸水銀を固めたもの。点火すると分解して容積を増し、炎と煙の中から褐色の灰が蛇のようにうねり出てくる。「ファラオの蛇」ともよばれ、花火に利用される。
じゅせい‐らん【受精卵】
受精を終えた卵。ふつう、個体発生を開始する。
すごもり‐たまご【巣籠もり卵】
細く切った野菜に鶏卵をくずさないように割り入れ、加熱した料理。鳥の巣に卵があるさまに見立てたもの。
せいじゅく‐らん【成熟卵】
精子が侵入するとただちに卵割が起こる、発育した卵。
たいきゅう‐らん【耐久卵】
低温や乾燥など、生息に不適な環境に耐えられる卵の総称。ミジンコ・ワムシの場合、有性生殖によってつくられ、厚い殻をもつ。また、カブトエビ・ホウネンエビでも見られる。冬卵。持続卵。
たく‐らん【托卵】
鳥が他種の鳥の巣に卵を産み、抱卵・育雛(いくすう)をさせる習性。日本ではホトトギス・カッコウ・ジュウイチ・ツツドリにみられる。
たね‐たまご【種卵】
雛(ひな)にかえす卵。繁殖用の卵。
たま‐ご【卵】
1 鳥・虫・魚などの雌から産み出される、殻や膜に包まれた球形のもの。孵化(ふか)すると子になる。卵(らん)。「—を産む」「—がかえる」 2 (「玉子」とも書く)鶏の卵。鶏卵。 3 まだ一人前にな...
たんおう‐らん【端黄卵】
卵黄が一方の極にかたよって分布している卵。魚類・鳥類などにみられる。
だしまき‐たまご【出し巻(き)卵】
鶏卵をかきまぜたものにだし汁を加え、鍋に薄く広げて巻き取るように焼いた料理。だしまき。