うつ‐ぎ【空木/卯木】
アジサイ科の落葉低木。山野に自生。幹の内部は中空で、よく分枝する。葉は卵形でとがり、縁に細かいぎざぎざがある。初夏、白い5弁花が群れ咲く。生け垣にしたり、木釘(きくぎ)や楊枝(ようじ)を作る。う...
うどん‐げ【優曇華】
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》 1 ㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。 ㋑きわめてまれなことのたとえ。 2 クサ...
うなぎ【鰻】
1 ウナギ目ウナギ科の魚。体は円筒形で細長く、腹びれがない。体表は粘液で覆われぬるぬるしている。夜行性。深海で産卵し、稚魚は回遊しながら柳葉状のレプトセファルス幼生期を経てシラスウナギとなり、淡...
うな‐たま【鰻玉】
ウナギのかば焼きをだし汁で煮て、卵でとじたもの。
うば‐がい【姥貝/雨波貝】
バカガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は卵形で大きく、厚く重い。殻長約10センチ。殻表に黄褐色の皮をかぶる。東北地方以北に分布。肉は美味で、生食のほか干物・缶詰にも加工。北寄貝(ほっきがい)。
う‐まき【鰻巻(き)】
鰻(うなぎ)のかば焼きを芯(しん)にして巻いた卵焼き。
うまのお‐ばち【馬の尾蜂】
コマユバチ科のハチ。体長2センチくらい。体は黄赤色で翅(はね)に暗褐色の斑紋がある。雌は約15センチもある産卵管をもち、樹幹の中にすむシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつける。ばびほう。
うま‐ばえ【馬蠅】
双翅(そうし)目ウマバエ科のハエ。体長約1.5センチ。体は赤褐色で、黄白色の毛が密生する。馬の毛に産卵し、かえった幼虫は、馬が毛をなめる際に体内に入り、胃壁に寄生する。糞(ふん)とともに排出され...
うま・れる【生(ま)れる/産(ま)れる】
[動ラ下一][文]うま・る[ラ下二] 1 子が母親の胎内から出る。また、卵からかえる。出生する。誕生する。「子猫が四匹—・れる」「商家に—・れる」 2 新しく作り出されて、世に出る。物事が新たに...
うみ‐おと・す【生み落(と)す/産み落(と)す】
[動サ五(四)]子や卵を産む。「玉のような子を—・す」