ギブス‐の‐じゆうエネルギー【ギブスの自由エネルギー】
熱力学的状態を表す量の一。物質または系のエンタルピーからその絶対温度とエントロピーとの積を引いたもので表される。一定の圧力の下では、化学反応などの系の自発的変化はギブスの自由エネルギーを最小とす...
ぎゃく‐きでんりょく【逆起電力】
1 回路の電流の変化に伴い、この変化を打ち消す向きに生じる起電力。 2 電気分解で、電極反応によって生じた物質が電極に付着し、本来の電極反応を妨げる向きに生じる起電力。
ぎょうしゅう‐げん【凝集原】
凝集反応を起こす抗原。赤血球の膜上や細菌の体表にある。ABO式血液型ではAとBの2種ある。
ぎょうしゅう‐そ【凝集素】
抗原に凝集反応を起こさせる抗体。ABO式血液型では抗Aと抗Bの2種あり、血漿(けっしょう)中に存在。
ぎょうしゅう‐はんのう【凝集反応】
抗原抗体反応の一。赤血球や細菌などの凝集原が、それに対応する凝集素によって塊状の凝集を起こす現象。血液型の判定などに応用。凝着反応。
ぎんきょう‐はんのう【銀鏡反応】
ぶどう糖などの還元性のある有機化合物に硝酸銀アンモニア溶液を加えて温めると、銀イオンが環元されて析出し、ガラスに付着する反応。還元性物質の検出のほか、鏡を作るのにも応用される。
クイック‐レスポンス【quick response】
販売時点や生産時点で、注文に応じて素早く反応しようという経営手法。QR。
くっか‐せい【屈化性】
化学的成分の刺激に反応して起こる屈性。植物の根・花粉管や菌類の菌糸などが、ある濃度の糖類やたんぱく質に反応して、一定方向に曲がる性質をさす。向化性。化学屈性。
くっしつ‐せい【屈湿性】
植物の器官が湿度に反応して屈曲する性質。屈性の一つ。根では湿度の高い方へ向かう正の屈湿性がみられる。屈水性。向湿性。向水性。水分屈性。
クリッカー【clicker】
《かちっという音を出すものの意》 1 犬などのしつけに使用する器具。正しい行動をとった際に音を出し、同時にえさなどを与えて条件反応を形成させる。 2 アーチェリーで、矢を一定の長さに引きしぼるた...