クリック‐ケミストリー【click chemistry】
有機化合物の合成方法の一つ。材料となる物質に互いに結合しやすい官能基を導入し、結合反応を進める。1998年、シャープレスがアルキンとアジ化物の付加反応を利用する手法を提唱。メルダルが銅を触媒とし...
クレアチン‐りんさん【クレアチン燐酸】
クレアチンがリン酸化された化合物。筋肉や神経組織の細胞内でエネルギーを貯蔵する役割を果たす、高エネルギーリン酸化合物の一つ。 [補説]筋細胞にはATPの約5倍のクレアチンリン酸が存在し、激しい運...
クロスカップリング‐はんのう【クロスカップリング反応】
異なる構造をもつ二つの分子を結合させて一つの分子にする化学反応。カップリング反応の一種。特に、結合させることが難しい、有機化合物を構成するベンゼン環などの炭素どうしを選択的に結びつける化学反応を...
クロミック‐ざいりょう【クロミック材料】
《chromic material》光・熱・電気・圧力に反応して色が付き、また(光などが遮られると)退色して元に戻る物質。サングラスに使われるフォトクロミックガラスや、デジタル時計・電卓の表示板...
クロロプレン【chloroprene】
触媒の存在下でアセチレンに塩化水素を反応させて得られる無色の液体。ブタジエンと塩素からも製造される。重合してクロロプレンゴムとなる。
クール【cool】
[形動] 1 冷たいさま。涼しくてさわやかなさま。「—な色調」 2 冷静なさま。冷ややかなさま。「—に観察する」「—な反応」 3 かっこいいさま。「—なファッション」
グラム‐とうりょう【グラム当量】
反応物質の量を表す単位。化学当量にグラムをつけたもの。例えば、酸素の化学当量は7.997であるから、その1グラム当量は7.997グラム。
グリコシド‐けつごう【グリコシド結合】
糖の水酸基とアルコールや他の糖などの有機化合物の水酸基が反応し、水1分子が取れて縮合してできる共有結合の総称。配糖体結合。
グリース‐しやく【グリース試薬】
亜硝酸または亜硝酸イオンの検出に用いられる試薬。微量の亜硝酸イオンと反応し、赤色を呈する。ドイツ出身の科学者ヨハン=グリースが考案。
グリーン‐アンモニア【green ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを使用し、水を電気分解して生成した水素と、空気中の窒素を反応させることで得られる。その製造過程において、二酸化炭...